大腸がん
結腸、直腸の粘膜に悪性腫瘍が発生した状態です。良性のポリープが大きくなるときにがん化する場合と、正常な粘膜から直接がんが発生する場合があります。がん種別の罹患数、死亡数ともに上位のがんです。
原因は食の欧米化といわれ、高脂質、食物繊維不足による便秘が大腸がんにつながりやすいとされています。運動不足や内臓脂肪の増加も、大腸がんのリスクを高めるため、予防のためにも日常生活に注意する必要があります。

潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜に慢性的にただれや潰瘍などの炎症が起こる疾患です。
原因は明確になっておらず、根治させる治療法はありませんが、炎症自体を解消して再発を防ぐことは可能です。
下痢や軟便、血便、腹痛などの症状が治まっては再発を繰り返します。
