大腸内視鏡検査の受け方について、流れを見てみましょう。
電話で検査予約している方も、新患・再診問わず、検査の1週間前までに、受診が必要です。
問診、検査の説明、血液検査と下剤のお渡しをします(30分~1時間程度)。
持って来て頂く物:
保険証(必須)、お薬手帳等の薬剤情報、健診結果等の参考資料。
朝食から検査食(エニマクリン)を食べてもらいます。
下剤は昼食後から開始となります(便秘の方は状況によって下剤開始日が早まります)。
ラキソベロン液、ビーマス錠を起床時に飲みます。
当日は絶食です。ご自宅で午前中から、大腸をきれいにする下剤(マグコロールP)を飲み始めます。
数回に分けて合計で2リットル飲みます。
尚、下剤はビジクリア(錠剤)やモビプレップも扱っております。
来院して頂く時刻(基本的に検査は午後から)を看護師からお電話させて頂きます。
(高齢の方、便秘の強い方、名古屋市外から来院される方は院内で下剤の服用も可能のため、ご相談ください。)
※検査の際に鎮静剤の使用を希望される方は、クルマ、自転車、重機等の運転、操作は人に危害を加える可能性があるため禁止です(翌日からOK)。
排便状況の聴取と便の状態を確認させて頂きます。排便状況により、下剤の追加や浣腸をさせて頂く場合があります。
検査着に着替えます。
名前を呼ばれたら、検査室へ移動します。
検査台に横になり、おなかをラクにします。
点滴を行います。希望により鎮静剤(ドルミカム)を使用することが可能です。
腸の緊張を和らげる薬を注射します
肛門から内視鏡を挿入します。
力を抜き、ラクにします。
検査は数十分で終了します。
※検査時間は患者さんごとで多少は異なります。
ポリープを切除することもあります。
検査が終わったら、横になって少し休みます。
外来にて検査結果を説明します。
鎮静剤を使用していない方は1時間程度、おなかの状態が落ち着いたら診察となります。
鎮静剤を使用した方は1~2時間程度、院内でお休み頂いた後、結果説明の診察となります。お迎えの付き添いの方がいる場合は、検査終了後に、連絡差し上げることが可能ですので、ご相談ください。
翌、診療日の診察があります。それまでは食事の制限があります。
10日間は以下の制限があります。
飲酒、激しい運動、肉体労働は避けましょう。
1日中立ち仕事の方や、重労働の方は制限があります。
お風呂は入浴を避け、シャワー程度にしましょう。
出張・旅行は控えましょう。新幹線移動、長時間の自動車の運転もさけてください。
重たい物を持ったり、小さなお子さんを抱っこするのも避けてください。
食事は刺激物を避け消化の良いものにして下さい。
組織検査をした方は後日外来にて検査結果を説明します。
大腸検査は火・金・土曜日で実施しています。
1日がかりの検査となりますので予定のない日でご予約をお願いします。
検査1週間前までには診察が必要です。